第 3 回 JaLSA 教員研修会(教務主任・専任教員向け)」「あなたが目指す日本語教育~実践現場からアクションプランを考えよう~」

●日時:2023年8月18日(金)10 :30 ~17 :00

NKS研究会では、一般社団法人全国日本語学校連合会(JaLSA)が主催する、第3回JaLSA 教員研修会において、これからの日本語学校や日本語教師の在り方を考えるワークショップを開催することになりました。

●趣旨と概要:
NKS研究会では、専門家としての日本教師を「どんなフィールドに行っても、あるいは現在のフィールドが社会的影響の下で変化しても(実際には変化しないフィールドはありえない)、自身のめざす日本語教育観を軸として自らの経験やもてる力を総動員して、フィールドに合った日本語教育実践を編成し、必要に応じてフィールドそのものを変えていく力」(舘岡編、p.104)を備えた人であると捉えています。

そこで、本ワークショップでは、まず、自身が実践を行っているフィールド(日本語学校)に対する理解、特に当該のフィールドでは何をめざして日本語教育実践が行われているかというフィールドの理念を理解することを試みます。そのうえで、自身の理念(日本語教師として一番大切にしていること)とフィールドの理念を比較することをとおし、自身の理念の明確化を図ります。そして、自分自身の理念をもとに、日本語学校をよりよくするために、組織の中で自分は何ができるのかというアクションプランを考えます。

●会場:国立オリンピック青少年総合センター センター棟 403 号室 ※対面で実施。

●募集人数:40 名(原則 1 校 2 名様まで)

●講師:早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授 舘岡洋子 + NKS研究会メンバー

●参考図書:舘岡洋子編『日本語教師の専門性を考える』(ココ出版)